年齢とともに気になりやすい、たるみ、ほうれい線、肌の弾力低下。
ヒアルロン酸注入は、しわの溝を埋めるだけでなく、加齢に伴う組織やボリュームの減少に配慮し、
下垂した組織を支えることで、
お顔全体の自然な立体感と引き締まった印象を整える治療です。
本来の自然な表情を損なわない仕上がりを目指します。
当院のヒアルロン酸治療の特徴
1. 土台を意識した注入アプローチ
たるみの要因には、皮膚表面だけでなく、深部の支持靭帯(リガメント)の緩みや骨の形態変化が関与しています。
当院では、リガメントを補強するように適した硬さの製剤を注入し、下垂組織の支持を図ります。
過度なボリューム追加を避け、自然な輪郭の調整を目指します。
2. 解剖学的構造を踏まえた医師による注入
お顔には重要な血管や神経が存在します。日本形成外科学会認定の形成外科専門医が、血管や組織構造の解剖学的知識に基づき、
深さや位置を考慮しながら丁寧な注入を行います。
3. 肌の水分保持・ハリを整えるスキンバイブにも対応
輪郭形成やリフトアップだけでなく、皮膚の浅い層に細かく注入することで、保水力やキメ・ハリ感をサポートする「スキンバイブ」も導入しています。
肌状態に応じた治療のご提案
お肌の状態によっては、いきなりヒアルロン酸でボリュームを補うよりも、先に真皮のコラーゲン環境やハリを整える「肌の土台づくり(真皮治療)」をお勧めする場合があります。診察時にお肌の状態を丁寧に見極め、最適なステップをご提案いたします。
製剤の特徴と適応
当院では、厚生労働省承認製剤(アラガン社ジュビダームビスタ®シリーズ等)を中心に、硬さや特性の異なる製剤を取り扱っています。
診察のうえ、お悩みの部位や状態に適した製剤を選択します。
| 製剤名 | 特性・硬さ | 主な適応部位・目的 | 持続期間の目安 |
| ボリューマXC | やや硬め | ・頬のこけ、こめかみのくぼみ ・リガメント(支持靭帯)の補強 ・中顔面のボリューム調整 | 約1年半 |
| ボラックスXC | 硬い | ・顎先・鼻筋の形態形成 ・フェイスライン・リガメントの補強 | 約1年半 |
| スキンバイブ | 柔らかい | ・浅い小じわ、キメの乱れ ・乾燥、ハリ不足の改善 | 約9か月 |
※持続期間には個人差があります。
施術の流れ
- 診察・カウンセリング骨格、皮膚の厚み、組織の状態を診察し、適した注入部位や製剤をご提案します。お肌の状態によっては、先に真皮治療等の土台づくりをご案内する場合もあります。
- デザイン・麻酔座位でバランスを確認しながらマーキングを行います。痛みに配慮し、必要に応じて麻酔処置を行います。
- 注入部位に応じて極細針やカニューレを用い、状態を確認しながら注入を進めます。
- クーリング・アフターケア施術部位を冷却し、術後の過ごし方についてご説明します。
主なリスク・副作用・注意事項
- 内出血・腫れ・赤み・疼痛:注入部位に腫れや内出血が生じる場合があります。多くは数日〜2週間程度で落ち着きます。
- 感染・アレルギー:まれに赤みや腫れが遷延する感染やアレルギー反応を生じる場合があります。
- 術後の注意事項:当日の激しい運動、長時間の入浴、過度な飲酒はお控えください。また、注入後一定期間は注入部位の強いマッサージや圧迫を避けてください。
