Qスイッチルビーレーザー治療について(保険診療)
この治療は、特定の「アザ」や「色素沈着」に対して、健康保険を適用して行うレーザー治療です。
厚生労働省の規定により、保険で治療できる疾患と回数、間隔が決まっています。
1. 保険適用となる疾患とルール
以下の疾患が保険適用の対象となります。
■ 太田母斑(顔などの青アザ)
・回数制限:なし
・照射間隔:3ヶ月以上あける
■ 異所性蒙古斑(お尻以外に残る青アザ)
・回数制限:なし
・照射間隔:3ヶ月以上あける
■ 外傷性色素沈着(ケガの跡の変色・砂などの入り込み)
・回数制限:計5回まで
・照射間隔:3ヶ月以上あける
■ 扁平母斑(茶色のアザ)
・回数制限:計2回まで(※再発しやすいため、経過を見ながら行います)
・照射間隔:3ヶ月以上あける
※シミ(老人性色素斑)やそばかすなど、美容目的の治療は保険適用外(自費診療)となります。
2. 治療の流れと経過
・照射当日:ゴムで弾かれたような痛みがあります。照射直後は白くなり、その後赤く腫れ、ヒリヒリ感が数時間続きます。
・カサブタの形成:数日で薄いカサブタになります。無理に剥がさず、自然に剥がれるまでお待ちください(通常1~2週間)。
・炎症後色素沈着:カサブタが取れた後、一時的に色が濃くなる(戻りシミ)ことがありますが、数ヶ月かけて徐々に馴染んでいきます。
3. 術後の大切なケア(必ずお守りください)
レーザー治療の成功には、ご自宅でのケアが非常に重要です。
・患部の保護:当院で処方した軟膏とガーゼで保護します。もしくは、保護テープを使用します。患部をこすったり刺激を与えたりしないでください。
・徹底した紫外線対策:照射後の皮膚は非常にデリケートです。日焼けをすると、治療部位が黒く残る(色素沈着)原因となります。外出時は必ず日焼け止めを使用してください。
4. 費用について
・健康保険の規定に基づき、「照射面積(平方センチメートル)」によって費用が決まります。
・別途、診察料や処方箋料がかかります。
【ご自宅での処置について】
・患部の保護に必要な軟膏は、診察時に保険処方いたします。
・塗り薬の上から当てる「ガーゼ」や「固定用テープ」などの衛生材料については、ご自宅での貼り替え用に、実費(550円)でご購入いただいております。あらかじめご了承ください。
